クロストゥの ほどよい blog

ほどよい人間関係でココロをラクに☆

伝わるコツの型 その4


伝わるコツの型とは

伝わるコツのマトリックスは、
相手に言いにくいこと、注意、指導、進言などが
«伝わるコツ»の型、として

私が順番を
語呂合わせにして考えたものです。

関係や雰囲気が悪くならずに、ほどよい人間関係を保ったまま、
要望を伝えたい時の参考にしていただければと思います。

伝わるコツの ク

伝わるコツのマトリックスの、クは、具体的に。
行動や言動の要望「こうしてほしい」ことの内容を
具体的に伝えます。

なかでも数字で表せる場合は、
できるだけ数字で伝えることをおすすめします。

人によってイメージが違うもの

「もっとたくさん」「あと少し」は
人によってイメージが違います。

例えば
「もっとたくさん食べたいから、おかわり!」の分量は
Aさんは「あと、お茶碗3杯分!」かもしれませんが
Bさんは「お茶碗半分まで」かもしれません。

 

そして数字で表しにくいものに
「ちゃんと」「しっかり」があります。

「しっかり声を出して!」と伝えても、
「しっかり」の大きさは人によって違います。

「その声が3だとすると、8くらいで」と伝えると
分かりやすくなりますね。


【具体的】に伝えると

伝える時に【具体的】が抜けてしまうと
相手に「伝えておいたのに!」思ったような結果にはなっていなくて
余計にイライラしてしまいます。

具体的に伝えていくことで
行き違いやトラブルも減らせます。
これは本当に実感していますので
これからも工夫して伝える努力をしていきたいです。

 

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決断に迷う時には?


今日は何回決断しましたか?

「人は一日に何万回も決断する」
という説もあるほど
生活のなかで、人生のなかで
決断する機会は多いですね。

 

「今日は何を着ていくのか?」
「朝ごはんは何を食べるのか?」

「進路はどうするのか?」…

 

私は決断に迷う時に
4つの箱を使うようになりました。

4つの箱とは?


4つの箱は、マトリックス


例えば
1つの箱には
この会社に就職した場合のメリット
下の箱にはデメリット

右隣の箱には
この会社に就職しなかった場合のメリット
その下の箱にはデメリット…を

箱の中に書いていくと
鳥の目になって見ることができます。

書く前は
デメリットばかりが気になっていたり
メリットばかりに惹かれたりしていたけれど
4つの箱を俯瞰で見ると
冷静に考えることができます。

 

メリット・デメリットとともに
決断する際に生じるいろいろな感情も書いてみると

判断しやすくなって
迷う気持ちを減らすことができる方法の一つだと思います。


節分に

今日は、節分。
節分と言えば、豆まきの枡。

枡の形から思い出したことが
決断に迷う時に4つの箱に仕分けする方法でした。

よろしければ試してみてください。

 

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伝わるコツの型 その3-②


伝わるコツの型とは

伝わるコツのマトリックス、は、
相手に言いにくいこと、注意、指導、進言などが
«伝わるコツ»の型、として

私が順番を
語呂合わせにして考えたものです。

関係や雰囲気が悪くならずに、ほどよい人間関係を保ったまま、
要望を伝えたい時の参考にしていただければと思います。

 

伝わるコツの リ

伝わるコツのマトリックスの、リ は、
理由と気持ち。

気持ちや想い

気持ちや想いを伝えることは
意外と大切です。

自分も含めて、人はいろんな解釈をするので、
気持ちや想いを伝えると、誤解が減らせます。

 

子どもと親の場合は

例えば、親が子どもに
「暗くなる前に帰ってきなさい」だけだと、

子どもは
「昨日は夜更かしをして朝寝坊したから、今日は早く寝かせたいんだ」と
解釈してしまうかもしれません。

親の気持ちは
「暗くなると事故も増えるから、子どもが事故に遭うと、親としてツラくて悲しい」

 

そんなふうに親が感じている心配や不安、つらい寂しい悲しい気持ちを
言っていくことで、誤解が減らせます。

 

職場においても、相手の事を大切に思っていることは、
気持ちや想いを言うことで伝わり
行き違いを減らせます。

 

まだ距離がある時期だからこそ

表情で伝えにくく
言葉で伝えることが重要になってから
数年が経ちます。

 

気持ちや想いを伝えることは、
まだまだ慣れないことかもしれませんが、
私も日々頑張っています。

 

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伝わるコツの型 その3-①


伝わるコツの型とは

伝わるコツのマトリックス、は、
相手に言いにくいこと、注意、指導、進言などが
«伝わるコツ»の型、として

私が順番を
語呂合わせにして考えたものです。

関係や雰囲気が悪くならずに、ほどよい人間関係を保ったまま、
要望を伝えたい時の参考にしていただければと思います。


伝わるコツの リ

伝わるコツのマトリックスの、リ は、
理由と気持ち。

理由を伝えることで
意図を伝えることができます。

解釈いろいろ

人って自分も含めて本当にいろんな解釈をするもので
理由を伝えないと、こちらの意図と違う解釈をされてしまいます。

特に困るのは
こちらに意地悪な気持ちや悪意があると解釈されてしまうことかもしれません。

こちらの意図が正しく伝わらないと
誤解されてしまって関係が悪くなってしまうことがあります。

 

理由を伝える事は、その予防策としても、おススメです。

 

特に仕事では

仕事や組織の場合は
指示の内容だけでなく、理由を伝えることで
部下や後輩の方にも正しく伝わっていきやすくなります。

 

例えば、上司や先輩が理由を伝えないと
後輩は、理由を自分なりに解釈。

それを聞いた後輩は
「その理由なら、内容はこうした方がいい」と考え、
そのまた後輩に伝える時には、指示の内容さえも
最初と全く違うように伝えてしまう。

こうして伝言ゲームのようになってしまった結果、
業務上のミスに繋がることも。

業務上のミスは軽微なものであってもヒヤリハットのひとつになり、
大きな事故に繋がります。

仕事では特に理由を伝えることが大事。

 

誤解を避けるためには

仕事だけでなく
家族や友人との関係においても、
誤解や感情の行き違いになると辛いですよね。

 

「言わなくても分かること」とこちらが思っていても、
人それぞれ解釈は違いますので、誤解の可能性は高まります。


ひと手間を惜しまず
“理由”も伝えて、ほどよい人間関係を築きたいです。

 

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2023年


あけましておめでとうございます

 

2023年はどなたもが
ウサギのようにジャンプできる年になりますように

そして穏やかに過ごせますように

 

私も今年は更に多くの方々にお会いできて
お役に立てるように
研鑽を重ねていきたいです

 

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伝わるコツの型 その2


伝わるコツの型とは

【伝わるコツのマトリックス】は、
相手に言いにくいこと、注意、指導、進言などが
伝わるコツの型として
私が順番を語呂合わせにして考えたものです。

関係や雰囲気が悪くならずに、ほどよい人間関係を保ったまま、
要望を伝えたい時の参考にしていただければと思います。

 

伝わるコツのト

【伝わるコツのマトリックス】の
(マ)トは、まとめ。

 

大まかな要望を
「私は〜してほしい」「私は~してもらいたい」と
私は、を主語で伝えます。

 

私は を主語にする理由

私は、を主語にすることを
アイメッセージといいますが、

そうすることで
相手が責められている、
押し付けられているという感覚が減って
安全安心。


人は責められていると感じると、
反射的に反応して、
怒りの感情がわき起こる可能性が高まります。

試してみると

まとめは、結論。
後から説明するためのタイトルのように、
短く伝えていただくと、
分かりやすくなると思います。

「説明が長くて何言ってるか、わからない!」も
回避できて、
耳を傾けてもらいやすくなりました。

 

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伝わるコツの型 その1


伝わるコツの型とは

【伝わるコツのマトリックス】は、
相手に言いにくいこと、注意、指導、進言などが
伝わるコツの型として
私が順番を語呂合わせにして考えたものです。

関係や雰囲気が悪くならずに、ほどよい人間関係を保ったまま、
要望を伝えたい時の参考にしていただければと思います。

 


伝わるコツのマ

伝わるコツのマトリックス
①マは、前置き。

始めは、いきなりドアを開けるのではなく、
ドアをコンコンとノックするつもりで
話し掛けてください。


「ご相談があるのですが…」
などの一言で
心のドアをノック。

 

前置きの理由

その理由はいくつか挙げられます。

まず、
心の準備がないまま、急にドアを開けられると、
相手もびっくりしてしまいます。

びっくりして動揺しているときに、
イヤなこと、耳障りの良くないことを言われると
いつも以上に受け入れがたいもの。

その結果、
逆ギレしやすくなってしまいます。

次に、伝える側にとっても
相手の状況を把握してから、
伝えることができます。

今、言っても大丈夫かどうか、
相手の状況によって、
ゆっくり話したほうがいいこともあるかもしれません。

 

試してみると

伝わるコツのマトリックスの、マは、
前置き。

前置きが有ると無いとでは、
相手の方の反応が違ってきます。


ぜひ、試してみてください。


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伝わるコツの型


“言いにくいことを伝える”って、
言い出すまでに心理的なハードルがあり、
伝えようとしても上手く伝わらなくて、
ストレスに感じます。

 

研修のなかで以前から
“言いにくいことや指導・注意・進言する際の
伝え方のヒント”としてお話していたことを
【伝わるコツのマトリックス】の型として
順にご紹介します。

 

マトリックス は、語呂合わせです。

何か覚えやすくできないかなと長い間考えて、
“型+語呂合わせ” に辿り着きました。

 

研修に参加してくださった方や
このブログを読んでくださった方の役に立って
コミュニケーションがより良くなるように
誤解や行き違いも減らせたらと思います。

 

 

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<願いごと>から分かること


今日は
七夕


七夕には、笹竹に願い事を書いた短冊を飾る風習があります。

願い事は、その人によって内容も様々ですが、
ご自身にとって大事にしたい内容を
書いていることが多いと思います。

実は自分にとって
“大事にしたいこと”は、
“怒りやすいこと”でもあるのです。

 

 

例えば小学生なら、
「水泳が上手になりますように」。

水泳が上手になりたいと願っている子どもが
友達から「水泳なんて上手になっても意味がないよ!」と言われると
とても怒ります。

水泳に興味がない人が聞いたら何も思わない言葉であっても、
水泳が上手になりたい、水泳を大事に思っている人にとっては、
耐え難い怒りの気持ちになります。


七夕を機会に、
願い事の内容から、自分の怒りやすいことが分かると
もし怒った時にも、
「これは自分が大事にしたいことなんだ」と、
冷静さを取り戻しやすくなると思います。


七夕の思い


保健室の先生とし
て勤めていた時の七夕の日、
先輩の先生たちと一緒に
子どもたちのためにフルーツのデザートを作りました。 

当時はいろいろと行事があって
準備が大変だと思っていましたが、
今となっては季節感があっていいものだなと懐かしく思い出します。





モチベーションが上がる【言葉のかけ方】は?


かける言葉には気を遣う

後輩や部下、子ども、身近な人に対して、
または
医療福祉の現場のなかで患者さんや利用者さんに
言葉をかけるとき、
「気落ちせず、モチベーションが上がるように」
そして何よりも
「傷つけないように…」と、気を遣っている方もおられることと思います。

私も、言葉のかけ方は難しいと思う時があります。

 

ある日の教室にて

私が以前、学校に勤めていた時に
とても勉強になったお話をひとつご紹介します。


ある日、先輩の先生が
子どもたちに向けて問題を出しました。

ここでは例として、
「こどもの日に昔から食べていた物は?」
という問題とします。

子どもは手を挙げて答えます。

「魚!」

先生の返事は
「あー!惜しい!惜しいよ!」

その時、
私は(え?全然、惜しくないよ?!)と思いました。

答えた子どもは…というと、
残念そうに首をかしげながらも、
はにかんだ笑顔です。

他の子どもたちは勢いづいて、次々に手が挙がります。
「肉!」
「うーん、惜しいっ!」

「お寿司?」
「あー、惜しいなー」

「ケーキ?」
「惜しい!惜しい!近くなってる!」


…という具合に、
正解のちまき、柏餅に至るまで、
子どもたちの回答が正解から遠くても、
先生は「惜しい!」とおっしゃるのです。

私にとっては目からウロコでした。
先生が「惜しい」と言うことで、
答えた子どもは不正解であっても、
惜しいところまでは到達できた!という
喜びと自信が得られて、笑顔でいられる。

周りの子どもたちも、
その子が答えてくれたことによって、
「こうして、みんなで答えをどんどん出していけば、
みんなで正解に近づける!」ことに気づきます。

相乗効果で、どんどん楽しく喜びになっていきます。


考えてみれば、
答えを考えることも
答えを言ってみたことも、 
それまでよりも正解に近づいているから、
「惜しい」。


先生が結果だけにとらわれて、
正解でなければ全て
「間違っている。」と返事をしてしまえば、
子どもたちの意欲は育ちませんし、
深く傷つき、もう二度と
答えを口に出さなくなるかもしれせん。

それは、大人でも同じだと思います。

自分には間違っているように見えることでも、
大きな視点からは、「惜しい」。

…今も鮮明に記憶に残っているエピソードです。

 

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