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「怒るのは、よくない!」について

 

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「怒っています!」と「怒ったりしません」

研修講演の内容をご説明している時、
アンガーマネジメントもお伝えしていることをお話しすると、
「私、子どもによく怒っています!」と、お聞きすることがあります。

子育て中の方は、子どもに怒っている自覚もおありですし、
怒っていても、虐待などの可能性がない場合は、
周りの人も「あるある~!」と共感できます。

 

 けれど、子育て以外は
「怒るのはよくないこと」という世間の空気もあって、
「怒ったりしません」とおっしゃる方も。

特に男性のなかには、
子どもの頃から、感情表現を抑えるよう言われてきたため、
その傾向が強い方もおられるように感じますし、

男女問わず、きょうだいの兄・姉にあたる場合は
「お姉ちゃんなんだから、下の子に怒ってはダメ」と言われた方も。

 

「怒るのはいいけれど、言動に気をつける」

とっさに怒りの感情がわいてくるのは、
人間にとって、自然なことで
自分や周りの人の安全安心をまもるためにも、大事な感情だとも言えます。

とはいえ、怒りにまかせて、
周りの人を傷つけるような言葉や行動をとってしまうのは、避けたいもの。

 

「怒るのは、よくない」は、
言葉を端折った結果ではないかと考えてみると
正確には
「怒るのはいいけど、その言葉や行動には気をつけよう」…でしょうか。

 

怒りへの理解を深めて、
言葉や行動に気をつける方法 を
研修講演のなかで、お伝えしていますが

私自身も、怒りへの理解を深めたことで
怒るのはよくないのに…と自分を責めてしまうことは
かなり少なくなりました。

 

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