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八つ当たりしてしまう背景

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八つ当たりの場面

 研修のなかで、
「大切にしたい人のはずなのに、八つ当たりしてしまう」
というお話もしています。

子どものことを大切に思っていて、大切にしたいのに、
イライラしながら叱って八つ当たりになってしまったり。

八つ当たりだと気づかずに相手に怒っていたり、
むしろ後輩や部下のためだと思って
大声で叱責したりしていることもあります。

 

八つの方向

 八つ当たりの、八つは八方。八つの方角、あらゆる方向という意味。

何らかの怒りを、
その人には言い返せないから他の方角に八つ当たり。
あらゆる方向の場合もあれば、
言いやすい相手一方向だけに向かっている場合もあります。

 

背景を“見える化”すれば…

 八つ当たりは、怒りの性質のひとつとお伝えしていますが、
その心情は、単純なものではないと考えています。

 

その人のためを思って言っている気持ちはもちろんですが、
辛い悲しいなどの様々な感情、
こうなってもらいたいのにという思い、
自分自身の過去の経験などが重なり絡み合いながら、
八つ当たりに繋がっている。

 

その背景を“見える化”して、
ひとつずつひも解き心を軽くしながら、
怒りの伝え方・叱り方を変えていけるのも
アンガーマネジメントの醍醐味だと思います。

 

今からでも

 研修を受けてくださった方々から
「早く知っていれば…」とよくお聞きしますし、
私自身も同じ気持ちです。

けれど、“人生100年時代”らしいので、
今からでも遅くないですよね。

 大切にしたいはずの人のことも大切にできるようになって、
楽しいと思える時間が増えますように。

 

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