怒りを“見える化”してみる
目には見えない怒り
怒りは目には見えません。
見えないから分かりにくいし対処も難しいですよね。
この記事を踏まえて
“怒りの見える化”のために、
算数のように公式を使ってみます。
怒りを解く公式
怒りの大きさ=
(心身のネガティブな状態) + (「こうあってほしいのに!」)
…怒りの大きさは、
心身のネガティブな状態 と 「こうあってほしいのに!」の足し算でも
表せるのではないかと思います。
心身のネガティブな状態とは、
心:ツラい悲しいなどの気持ち。
身:睡眠不足や空腹、疲労など。
「こうあってほしいのに!」とは、
「自分としてはこうあってほしいのに、実際はそうじゃない…。」などの思いで、
思いと現実とのギャップが
怒りのもとのひとつと考えられています。
算数の文章題にするならば、
◇問題
Aさんは今月、仕事の量が多くて疲れていました。
ある日、上司から「Aさんはサボっている」と言われました。
Aさんは怒りました。
さて、Aさんの怒りの大きさは?
◇答え
とても大きな怒り=
(仕事で疲れている) +
(「上司には部下の仕事量を把握してから改善点があれば指導してほしいのに!」
または自分に対して
「サボってると思われないようにしたいのに!」)
でしょうか。
( )のなかの内容は、それぞれ人によって違いますが
“疲れている度”
“上司には、こうあってほしい度”または“自分は、こうありたい度”を、
点数を付けて5点満点などの数字で表すと、
より分かりやすくなるかもしれません。
私なら…
今の“疲れ度”は、年末だし4点です。
“こうあってほしい度”は、3点ですので
怒り度は、7点です!
このように見える化できると、
どこを解決していけばよいかが分かって、
少しは対処しやすくなるかなと思いますが、いかがでしょうか?
お役に立てば幸いです。